育林系実習及び演習 in佐渡:その3

育林系実習の4日目は、演習林 天然スギ内での樹木・植生・土壌調査です。

演習林内には、いろんな形のスギがあるんですよ。

演習林の標高が高いところは、霧が出やすく、この日も発生。

樹木調査は、いつもの測竿を使って、樹高を測ります。
このタイプの測竿は、重くて大変!頑張れ~。

人と比較するとスギの大きさが伝わりますか?

スコップを持って中田先生登場!
土壌調査の位置を選定してくれます。

みんなで植生調査。植物の見落としがないか、よ~く見てみよう。

クリノメータという機械を使って、斜面傾斜と方位を測ります。
森林の立地を考えるときに、大事なポイントです。

頑張って、80センチ掘った穴を中田先生が仕上げてくれます。

仕上がるとこうなります。白くみえるのは、大きな石です。この場所は、尾根で石ばっかりだったため、大変だったね。

土壌断面をスケッチしたら、土のいろんな項目を調べます。
この他に、水分、根の量、構造、礫、砂や粘土量など。
写真は、土壌の色を班別してます。

夜は、名前がわからなかった植物を図鑑で調べる同定作業です。
シダもたくさんの種類があって、難しい~。

今日の結果を班ごとにまとめて、発表に備えます。
地形による違いは、どんなことだろう?

班ごとに発表です!

こちらは、土壌断面の説明中。
夜遅くまで、みんなお疲れさまでした!

こちらは、おまけ。
演習林の風しょう地を見学しました。
今年の冬に林道が崩れてしまったため、復旧工事中です。
(ここからの写真は、TAのTさん撮影です。)

高山植物もかわいいです。

風しょう地から見た日本海(外海府)。
いい眺めでした。
佐渡実習のレポートが長くなっていますが、もうちょっと続きます~。

育林系演習及び実習in 佐渡 :その2

育林系実習@佐渡の3日目です。
昨日と打って変わって、めちゃめちゃ良い天気!
最初は、スギ人工林の間伐です。

雪や風で曲がったり、折れたりしている木を切っていきます。
最初は、倒す方向に受け口(三角の切り込み)作り。
ここが、木を倒すときにとっても大事なポイントなんですよ。

次は、追い口といって、受け口の3分の1くらいの高さから水平に切っていき、必ず受け口が近くなったところで止めます。
全部、一度に切ってしまうと、どこに倒れるか分からないので、危険です。
1人1本ずつ伐採して、午前中は終了。

午後は、坂道を下りて・・・

スギ植栽地の下刈りです。
雑草だらけに見えますが、この中にスギの稚樹があるんですよ。
どこにあるか、わかりますか??

一昨日、自分で研いだ鎌でザクザク下刈り~。
スギを誤って切らないように注意!

今度は、広葉樹の除伐です。
スギの苗を植える場所を確保するためにノコギリで伐採していきます。

ノコギリは引くときに力を入れると切れやすいです。
ちょっと力仕事だけど、頑張ろう!

切った木は、そのままだと邪魔になるので、ナタで細かく切って片付けます。

今度は、植栽。
最初は、技術職員さんの見本です。

植えたら、足でギュギュっと。しっかり踏みましょう!

これで、スギの植栽完了です。
今度は、みんなでやってみましょう。

まずは、充分な大きさの穴を掘ります。
苗の周りの土を踏み踏み。

 植栽できた~。大きく育つかな?

こちらは、根をほぐして、土をかける前。

湿気が多かったから、サワガニが!
左手の軍手の上にいるのが、わかるかな?

最後は、はしごを使った枝打ちです。
かなり上まで登っています。

はしごの上で、上手くバランスをとって、枝を根本から切っていきます。

はしごが届かない枝を切るときに、枝にロープを結んではしご代わりにしてどんどん上に登る練習です。

安全ベルトを着けているので、両手を離しても大丈夫。
(重心を上手くとる必要はあり。)

女子学生もリズム良く登って。。

枝はしごの上で、ピース!
山の仕事編は、これで終了です。
明日からは、森林の植生・毎木・土壌調査に移ります。

演習林の前の、海で遊ぶぞ~!

9月だけど、寒くな~い!
(でも、ちょっと寒そう・・)

みんなで泳いで楽しかったね。

晩ご飯は、お刺身・カレイの煮付け、マカロニサラダ、もずくなどボリューム満点!
佐渡は、やっぱりお刺身が美味しい!
続きは、また今度~。(実習はあと3日続きます)

経営系 その2

経営系,樹幹解析編です。樹幹解析は森林系の極めて基本的な解析技術のひとつです。高さ別の年輪数を調べることで,その木がどのような成長をしてきたのか明らかにすることができます。
現場で円盤を採取するところから始まります。

伐倒前の準備です。胸高位置(1.2m)と0.2mにチョークで印を入れます。

今回,伐倒作業は専門の方にお願いしました。皆さんおそらく伐倒作業を見るのは初めてなのでドキドキだったかと思います。

伐倒木の圧倒的な存在感!!

根元に近い方の円盤はチェーンソウで取ります。鋸の方が切り口はキレイですが,やはり太い部分は機械の力にたよった方がいいですね。

みんなで協力して作業を行ってます。麦わら帽子の方はこの山の持ち主の東海林さんです。

採取した円盤の前で記念撮影!

翌日,いよいよ実習最終日です。各円盤の年輪数を数え,年代別の半径を計測します。作業やり直しの人もいましたが,みんなの協力で無事終わらせることができました。
このデータを第2学期の演習でとりまとめます。


経営系 その1

経営系からレポートです。正式名称は『経営系演習及び実習』でして,人工林経営に必要な調査方法などについて学びます。森林環境学コース2年生が主な受講生です。夏休みに実習をやって,2学期に15回の演習を行います。
昨年までは新発田市の国有林を対象地にしていたのですが,今年度から胎内市の国有林が現場になりました。下越森林管理署に感謝です。
さて,実習前半の人工林調査について紹介します。

まずは道具のチェックです。コンパスで正確に正方形のプロットを林内に設置しなければなりません。佐渡の防災系で既にコンパスを扱ってるからそんなに問題ない様子。

立木位置図のデータを取るためにもコンパスが重要となってます。コンパスで,杭から各立木の方位角を測定します。Vertexで水平距離も出します。
もちろん,胸高直径と樹高も計測します。みんなで役割分担をローテーションしながら作業を進めます。

それにしてもここの現場,傾斜角がきついです。2年生の実習としてはちょっと大変だったかと思います。でも,予定の時間内で全ての班が作業を終えることができました。

「その2」は樹幹解析編です。お楽しみに・・・

以上,村上@経営系担当でした。

育林系演習及び実習in 佐渡 :その1

森林コースの3年生がふたたび佐渡へやってきました~。
今回は、山の手入れ作業を大学の森林で実際に学生が行いますよ。
 

まず、初めは山作業の必需品! ナタのお手入れです。
研ぎ方を技術職員の方から教わります。

 
一人一人Myナタを研ぎま~す。
よく切れるように頑張りましょう!

 
ナタを技術職員さんにチェックしてもらいましょう。

 
今度は、下刈り鎌を研ぎます!
柄の長い鎌は、林業でよく使われるんですよ。

 
ナタとは、研ぎ方が違い、安定しないのでちょっと力が必要です。

 
今回は、初日にバーベーキュー★
炭おこしプロのI君とT君を中心に頑張ってくれました。
やっぱり佐渡牛は美味しいね!!
 
 
2日目は、山で作業!の予定だったのですが、大雨のため埼尾先生&阿部先生の講義に変更です。
昨日は、すごくいい天気だったので、残念・・・。

 
午後、雨が弱くなったので、チェーンソーの練習です。
エンジンのかけ方、注意点などを教わって、実際に木を切ってみましょう!

 
なかなか角度や切込み量が難しいですね。
明日は、今日教わったことをいかして、立っている木を伐ります。
 
続きは、また今度更新します~。
明日はいい天気になりますように(願)