
村上先生が中心となっている「村上研ブログ」に持続可能な森林経営演習の群馬県への見学がアップされました!
見学先がコンパクトにまとめられていますよ~。また、色彩がキレイな写真を是非見てみてくださいね!

最近、新潟県内で多数目撃されているツキノワグマについて、箕口教授がニュース番組でコメントしました。「ブナの実の豊作・凶作とクマ出没の関係」や「クマと人間との間にディフェンスラインを設けることが大事」とのこと。
箕口教授は、毎年テレビ出演されていますので、是非夕方のニュース番組をチェックしてくださいね!
[番組名]Nスタ新潟 「クマ出没が過去最多 被害を防ぐ“地域の知恵”」
[放送日]2014年6月26日(木)18時20分頃~
Nスタ新潟
http://www.ohbsn.com/tv/programs/nsta/
江戸時代後期まで、新潟市の海岸は、砂丘だったと知っていますか?そこに、新潟奉行の「川村修就」が3万本のマツを植栽して砂防林を完成させたんですよ!(詳しくは新潟県HPへ)
海岸の森林は、街を守るために人手をかけて維持されています。
地域によっては、マツ以外の樹木がたくさん成長しており、どのように管理していくのか、課題になっています。「マツ」以外を全て除去するというのも選択肢の一つですが、病気(マツ枯れ)によって枯れるマツが増える可能性があります。
そこで、高く成長する可能性がある常緑樹(シロダモ、タブノキなど)を残して刈り払いました。
学生への課題は、海岸マツ林の管理方針を個人で考えること。まだ正解がない分野なので、どんな方針が提案されるのか楽しみです!
森林コース3年生の「持続可能な森林経営演習」にて、大学から約2時間の村上市(旧:山北町)へ行ってきました。
なぜそんな遠くまで?と思うかもしれませんが、昔から現在まで林業が盛んな地域だから見学先にはピッタリなんです!
林業を経営されている小田さんの森林を見学させていただきました。小田さんの林業歴はなんと56年間!
今でも所有している森林は、ほとんど自分で管理していると聞いて、驚きました。(「にいがた「緑」の百年物語」にも参加されており、子どもの見学・体験受け入れも実施されています。)
小田さんのお話を聞いて、時代の流れと木材価格の下落や住宅構造の変化、昔ながらの家の良さなど、林業の変化をしみじみと感じました。
「昔は木を無駄に使用してはいけない、と思われていたが、今は適度に木を使用しないと森林が駄目になってしまう。」
「自分が楽しみたい、やりたい!気持ちやとにかく「木がスキ!」なことが第一条件」という言葉は、ぐっときました。
小田さんは、木工も実施されているんですよ~。始めたのは60歳から!
木工品は、同じ大きさでも種類によって3~5倍ほど値段が違うけれど、その木材の価値を説明すると、価値の高い(値段の高い)ものを購入する方が多いとのこと。
最後に、小田さんの森林見学は、すっごくワクワクして楽しかったです!森林が好きな方だからこそ魅力がどんどん伝わってきて、自分も楽しくなります。
小田さんありがとうございました!